2014年10月20日月曜日

屋根メンテナンスの選び方 ~続き~

屋根のメンテナンスの選び方
続き…

大変遅くなってしまいましたf^_^;)
前回の続き、何を基準に屋根のメンテナンス方法を選ぶか??

今回は、前回写真にもアップした、カラーベストという屋根材のメンテナンス方法について…
大きく分けて、カラーベストの場合、塗装するか、葺き替える(屋根を載せ替える)かの選択になります。

その際に、今の屋根の状態を知ることが重要になります。

①屋根材に反り、浮き等はないか。
②コケが生えていないか。
③表面が粉化していないか。

上記のどれにも当てはまらない場合は、塗装でも十分にメンテナンスできます。
逆に、上記のいづれか(特に①.③番)に該当する場合は、塗装しても十分な効果を得られない可能性が高いです。

その場合、屋根材を替える、という選択肢になります。

屋根材は大きく分けて3種類。

①瓦(本瓦、洋瓦、軽量瓦等)
②金属系(瓦棒、断熱材入りガルバリウム鋼板等)
③スレート瓦(カラーベスト等)

①瓦は、断熱性、耐久性に非常に優れていて、屋根材としては文句なしの材料です。
ただ、軽量瓦であっても、他の材質と比べ重量が重いため、耐震性が劣る可能性があります。

特にカラーベストの家の場合、瓦を載せる用に設計されていないため、耐震性が著しく失われる可能性があります。
コストも高くかかります。

②金属系屋根材
瓦ほどではありませんが、耐久性も高く、メンテナンス周期も長く、非常に軽量のため、使い勝手の良い屋根材です
ただ、非常に熱くなり安く、また雨音などが増幅されてしまうので、断熱材入りのものがオススメです。

③スレート瓦
未だに使われているので、こういう事をいうと怒られてしまうかもしれませんが、唯一のメリットは、コストが低い、ということだけかと思います。
初期コストは低いですが、メンテナンス周期が短く、寿命も短いため、結果的には高くついてしまう材質でもあります。

まとめ:スレート瓦のメンテナンスは、塗装が適していない状態の場合、金属系断熱材入りの屋根材への葺き替えがベスト(個人的には)かと思います。

業者さんが塗装を勧めてきても、状態を確認して、塗装でホントに大丈夫??
と聞いてみて下さい^_^




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